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伍長 (仙台藩・宮城県) : ミニ英和和英辞書
伍長 (仙台藩・宮城県)[ごちょう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ご]
  1. (n,vs) five (used in legal documents) 2. five-man squad 3. file 4. line 5. rank with 6. associate with
伍長 : [ごちょう]
 (n) corporal
: [おさ]
 【名詞】 1. chief 2. head 
: [せんと]
 (n) cent
: [だい]
  1. (n,n-suf) (1) stand 2. rack 3. table 4. (2) support 5. (3) belt 6. (4) counter for machines, incl. vehicles 
: [はん]
  1. (n,n-suf) fiefdom 2. domain (precursor to current prefectures) 
宮城 : [みやぎ, きゅうじょう]
 【名詞】 1. Imperial Palace 
宮城県 : [みやぎけん]
 (n) Miyagi prefecture (Touhoku area)
: [しろ]
 【名詞】 1. castle 
: [けん]
 【名詞】 1. prefecture 

伍長 (仙台藩・宮城県) : ウィキペディア日本語版
伍長 (仙台藩・宮城県)[ごちょう]
仙台藩と宮城県の伍長(ごちょう)は、日本の明治時代の初め、1870年頃から1878年頃に、屋敷・戸を5つまとめて末端行政を担った役職である。江戸時代の五人組の制度を受けつぐものとして仙台藩が設置し、廃藩置県後の仙台県宮城県でもしばらく存置された。
伍長の設置時期は不明だが、1870年(明治3年)頃から史料に出てくる。武家屋敷5つをまとめて伍中という地区をつくり、住民の中から1人を選んで伍長とした。伍長は藩の軍部寮が任命した〔『仙台市史』通史編6(近代1)59-60頁。〕。複数の伍長を束ねる者として伍舎長が置かれた。この時期の伍長は士族の居住区に置かれ、平民の伍長はいなかった。
廃藩置県後もそのまま存置され、範囲を仙台武家屋敷から町人町や市外にも拡大した。伍長の上に立ったのは、町人町では町人代、郡村部では百姓代であった〔『仙台市史』通史編6(近代1)59頁。〕。伍長は彼らの指揮に服して戸籍作成〔『仙台市史』通史編6(近代1)59頁。〕、収税などの各種事務に携わった〔『宮城県国史』「諸上納金穀取扱規則」(明治7年5月)、『宮城県史』第33巻140頁。〕。他に、仙台では1872年(明治5年)の道路と溝の修理に際して、細かな方途を協議し経費・労役提供を求められる住民を鼓舞する役割が、伍長以上の者に期待された〔『宮城県国史』「市廛街衢修道方法」(明治5年7月)、『宮城県史』第33巻119-121頁。〕。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「伍長 (仙台藩・宮城県)」の詳細全文を読む




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